薬の誤飲に注意する・・・ための薬箱

お薬をたくさんもらっている高齢者の方って、多いのでしょうか。

 

父は、整形外科、心臓、泌尿器科、眼科、内科・・・、とたくさんのお医者様にかかっていて、たくさんのお薬を飲んでいます。

母が何とかチェックをしてくれていたのですが、娘が同居するとすっかり手放してしまいました。
やはり大変だったようです。

母もたくさんの薬を飲んでいて、それでも頑張って一人で管理しています。

 

年とともに、忘れることも多くなるようですが、整理(片づけること)がとても苦手になるようです。父も母も、探し物が増えてきたように思います。

 

そこで、お薬を整理して、1回ごとにこれだけ飲めばいい、というのがわかるようにするもので、何かいいものはないかなぁ、と探してみました。

 

カレンダーのように壁にかけて使うものもあるのですが、リビングに飾っておきたいものではないし、寝室にかけておくと、取りに行くのが大変ですし。

 

父の場合、月曜日から日曜日までを、それぞれ朝、昼、夜、寝る前にお薬を飲んでいますが、私も出来るだけ手抜きをしたい。

ということで、2週間分用意しておける箱型の「ライフ・エイド くすり整理 2週間ケース」というものにしてみました。

 

入れてみた感じは、こんな感じです

 

上のふたを開けると今週のものが出てきて、上と下のトレイを入れ替えることで次の週に使えるようになります。

 

あまりに薬の量が多いので、無理矢理押し込んでいる感じでもありますし、目がちょっと不自由で、手先がちょっと不器用な父には、取り出すのに手間取ることもあります。

 

もっと大きな毎回個別の箱ならいいのかもしれませんが、大きさを考えると、まぁ、これが使いやすいほうなのかもしれません。

 

毎度のことですが、購入して届いたときは「おれはこんなものは使わん」と、大変な騒ぎでしたが、1か月放置して、なんとなくお薬の整理の話をしたら使い始めました。

今では、しっかり使ってくれています。

薬の誤飲は怖いですものね。

1階と2階の生活

父も母も基本的には1階で生活しています。

でもまだ、1日に1回は2階まで上がってくる元気があります。

私は2階で仕事をしていて、夜寝るのも2階です。

 

急ぎの用がある時は下で階段をたたいたり、(本人たちにしてみると)怒鳴ったり(声が小さくてあまり聞こえません)していますが、調子がよくないと2階にいる私に連絡の手段がないようです。

本当は、1階にはインターホンの親機が、2階には子機があるので内線で連絡もできますし、3人とも携帯やスマホを持っているので、電話してもらえれば通じるのですが、インターホンは説明するたびに「へぇ、そんなことできるんだ」と言われ、携帯は「電源が切れた」とか「近くになかった」とか、次から次へいろいろと問題発生のようで使ってくれません。

 

そこで、いろいろなもので試してみました。

まだ同居していなかったとき、購入したのがロボット型のネットカメラ。

当時、母があまり調子がよくなくて、寝ていることが多かったので、寝ているところがのぞけるようにと。

どちらかというと、親のためにという名目で、自分が欲しかったものですが、インターネットを介してスマホから首を動かしてカメラの位置を変えたり、スマホから声をかけておしゃべりしたりできますが、確か、ロボット側からスマホに連絡する手段がなかったのと、iPhoneがバージョンアップしてアプリが使えなくなってしまったのため、使われなくなってしまいました。

 

 

次に使ってみたのが、ビビーコン。押すだけでスマホに連絡が届くというもなのですが、なぜか80代後半の両親には「ボタンがどこだかわからない」ということで却下。結局ビビーコンのもう一つの機能であるスマホのシャッター代わりにしか使われなくなってしまいました。

 

そして、今使っているのがこれ。
防犯機器や介護・老人対策器具を扱っているリーベックス株式会社というところの商品で、1階にいる両親が、送信器でボタンを押すだけで、2階にいる私に「ピンポーン♪」と伝わります。

母の調子が悪いようなときは、洗濯物を干しているときでも受信機をおしりのポケットに入れて持ち歩けるので、今のところ、これが我が家では定着しています。

いろいろな便利なものが販売されていますが、高齢になるとボタンの大きさや感触によっても使い勝手に大きな差が出てくるようです。

笑顔がいちばん

志の輔さんの落語のまくらでこんなのがありました。


おじいさん 「先生、右膝が痛くて痛くて・・・」
お医者さん 「お年のせいですねぇ」
おじいさん 「・・・」
おじいさん 「先生、そんなことないよ。左膝だって同い年だよ!


 

父は、かかりつけの先生にいつも「いっぱい笑ってね」と言われています。
こんな話があるんだけど、と話し始めたら、お医者さんのことで喧嘩をしたばかりの娘の話に、はじめはむっとして聞いていましたが、最後に薄笑いを浮かべていました。

どうやったら笑うんだろう・・・
毎回、色んな所からネタを仕入れて、芸人になれそうです・・・。

年をとったら、めちゃくちゃ派手な服を着て、全て笑い飛ばしているようになりたい
そんな風に、今は「まだ」思えています。
 
 

笑おう!!!

 
 
 
 
 

在宅医療

要介護の認定を初めて受けたのが、もうかれこれ6年近く前。

母が脳塞栓で入院し、父が落ち込んでほとんど動けなくなってしまって、入院先の理学療法士の先生に勧められて、両親ともに申請を出しました。

当時は、何が何だかわからずに、言われたままに申請を出して、調査に来てもらって。。。要介護の認定を受けてからはケアマネさんを紹介されて、何ができるかもわからないままにいろいろな相談に乗ってもらいました。
訪問リハビリの人を決めたり、布団をたためない両親のためにベッドを借りたり。

あっという間の年月でした。

 

そして、最近は介護や高齢者など、いろいろなキーワードにアンテナをはるようにしています。

そんな中、在宅医療というものを知りました。
大きな病気でもない限り、お医者様が定期的に家まで来てくれるとは思っていなかった。

 

今まで、かかりつけの内科の先生のところに、両親と一緒に月1回うかがっていましたが、ちょっと遠いこともあって、それがだんだん大変になってきました。

今年に入ってからは、母がちょくちょく休むようになり、代診として私が母の様子などを話していつものお薬をもらってくることが増えてきました。

これからは、お休みが多くなっていってどうなるのだろう、と考えていたところ、市の広報に「在宅医療」の記事をみつけました。

ちょうど父の老人会で、近隣の病院の先生を呼んで在宅医療についてのセミナーを開催するということで、出席させてもらうこともでき、そこの病院にお話を伺うこともできました。

かかりつけ医も、在宅医療を行っているのですが、市が違うことと、自宅まで結構距離があるので、いつでも言ってくれれば今までの病歴などの書類は揃えるよ、と言ってくれていたのですが、いろいろ相談しているうちに、毎月、家まで来てもらえることになりました。

もう10年以上お世話になっている先生で、家族にとっては、とても心強い!

 

市の広報によると、在宅医療ではケアマネさんが中心となって、医師だけでなく、栄養士、訪問介護、歯科医、福祉用具などなどを総合的に家族の要望を聞きながらケアプランを作ってくれるそうです。

要介護の認定を受けている両親は、すでにケアマネさんにケアプランを作ってもらっています。

今後は、医療も含めてお世話になることになりそうです。

 

服を着るのって、とっても大変、らしい。。。

1年くらい前からだろうか、父の服の着方がおかしくなってきました。

背中でシャツがめくれて、下着のシャツが見えていたり、

ズボンが落ちて、パンツが見えていたり。

それを言うととても嫌な顔をされるので、出かけるときだけ引っぱたりあげたりするようにしています。

 

最近は若い男の子のズボンをずり下げて履いている姿を見ると、父と同じだぁ、と思うようになり、ついでに父のポケットの財布にじゃらじゃらとチェーンつけてあげようかしら、と。

これ、空想していると結構楽しい!

年老いても腰も曲がって、ズボンを下ろしてチェーンじゃらじゃら!

 

昨日、道を歩いているおじいちゃんが、父と同じような背中丸出しの格好で歩いていました。でも、背筋をしゃんと伸ばして、すっすと歩いています。

ちょっとひどいけれど、引っ張って直してあげるわけにも、シャツが変ですよ、と声をかけることもできずにそのまますれ違ってしまいました。

 

こっそり、そぉっと、シャツをひっぱたりズボンを上げたりする日々が続くのかなぁ。

でも、着れなくなるよりいいか!

 

面白い絵だけ、空想して楽しもうっと。

 

 

言葉が空気にとけていく~

 

父がほとんど返事をしなくなったのはいつ頃だったのか・・・。ちょっと忘れましたが、最近は母も返事をしなくなってきました。

両方に話しかけているつもりなので、両方から反応があるつもりで話すのですが・・・。

言葉が空気にとけていく~。

 

どちらも最初のきっかけは「聞こえない」だったようですけれど、最近の父は開き直って、しつこく「聞こえてる?」というと「きこえてるよ(怒)」という声が返ってきたりします。

補聴器はちゃんと使ってるんですよ!

「じゃぁ返事しろ~!」と反撃してもそれすら無視されて・・・。

 

実際には、テレビや新聞などに夢中になっていると、まったく回りが見えなくなるようです。

これも歳をとったせいらしく、テレビや新聞の内容が頭に入っていなくても「ジー」っと見ていて、私の言葉は雑音より低い、ようです。

 

先日、こちらまで「ジー」と音なしでいると陰気になりそうだったので、テレビを見ている父の耳元でお話したら、心底驚いてしまったらしく、これで心臓発作にでもなられてはたまらない、と反省したところです!

追いつ追われつ

散歩が大変になってくるのは父が先。

食事で噛むのが疲れて食べたくないと言い出したのは母が先。

ぼっとしている時間が多いのは・・・と、どちらかが少し早くなるのですが、同じくらいの年齢である父と母は、同じように苦手になることがあったり、できなくなることがあったりします。

それが年のせいだとわからずに、こちらがイライラすることも多いのですが、時間がたつともう一人も同じようになるので、あぁこれは年のせいなんだなぁとわかります。

年のせいだとわかった後は、イライラして申し訳なかったなぁと、めちゃくちゃ反省して落ち込みます!

これが結構きついです!

自己嫌悪です!

 

とはいえ、日々いろいろなことに追われ、そんなに両親を面倒見ているわけじゃないんですけどね。

 

今日も、「体中が痛い」と湿布をもって仕事部屋に入ってきた母。

食事の前に「少しさすろうか」と全身をさすってあげたら、すごく元気になったと喜んでいましたが、続いて父もこうなったら・・・。

 

まぁ、その時はその時なんですけど、親が子供の成長に触れながら少しづつ親になっていくように、介護も年老いていく両親を見ながら少しづつわかっていくものかもしれませんね。(わかった後が何もないのがちょっと辛いですけど)

あ、ご飯炊くの忘れた

今までは、朝起きる時間にタイマーを使ってご飯を炊いて、夜はそのご飯を電子レンジでチンして使っていたのですが

母があごが痛い、と言い出しました。

あごが痛くて食べたくない。おかゆにしてほしい、と。

おかゆを作るのはいいのですが(ちょっとめんどうなだけで)、なぜか朝食のご飯は何とか食べてくれています。

どうやら炊き立てのご飯は大丈夫で、電子レンジちんはダメのようです。

ということで、朝晩ご飯を炊くようになりました。(あ、昼はパンです。というかパン粥というか)

歳をとると、あたらしく習慣にしようとしているものは忘れることが多いようで(わたしだけかな)、朝食のご飯を夕食後にセットするのはなんとか習慣になってきたのですが、昼食後、夕食のご飯をセットするのはしょっちゅう忘れます。ふぅ~。

 


ところで、今までは食べると元気になっていて食事を楽しみにしていた母が、最近は食事がつらいと言い出しました。

数年前から、時々食事中にゴホゴホとせき込むようになり(変なところに入っちゃうと言っていましたが)、その後、のどの奥の方(胸のあたり)で食べ物がつかえて痛いというようになり、今は大きな口を開けたり、柔らかいものでも噛んでいると疲れてくるといって、食事がつらくなってきたといいます。
(あごの後ろ、耳の下あたりをマッサージすると気持ちいいらしいです!)

どんな食事を出したらいいんだろうと悩んでいたら、介護食のことを書いてある本に母の症状と同じことがたくさん載っていました。

歳をとると歯が弱くなるだけではなく、ものをかみ切る力が弱くなり、唾液の分泌量も減って口の中が乾いたり、のどの通りが悪く、食道内でつかえたりむせたりしやすくなるのだそうです。

そのうえ、飲み込む力も低下して、食べ物や飲み物が食道と隣り合う空気の通り道である気管に入ってしまうことも多くなるのだそうです。

全部思い当たる症状ですが、私たちが何気なく食べている食事って、歳をとっていろいろなところが衰えてくることで、口を開けることも、噛むことも、飲み込んで胃腸まで食物をもっていくことも大変な作業になってくるのだなぁと、目からうろこ状態でした。

 

母ばかりかまっていると父がひねくれるので、母と同じように顔のマッサージをしてあげたら、同じようにあごの奥の方がめちゃくちゃこっていたようです。その後すっかりマッサージが習慣になってしまいました。(やるんじゃなかった!)

とりあえずの自己紹介

90歳の母と88歳の父と60歳になる私の3人暮らしです。

2年半ほど前に両親の住む実家に引っ越してきました。

海まで散歩できるという一人暮らしの快適な生活を捨てて、全ての家財を売りはらっての引っ越しです。
(両親が何も捨てたがらないので自分のものを置く場所がなかった!!)

きっかけは、母が転んで背骨にひびが入って、しばらくの間何もできなくなってしまったから。
 

その数年前、母が脳塞栓で入院したりしてからは、なんだかんだで片道約2時間の距離を行ったり来たりしていましたが・・・、疲れ果てました。
(50後半になればねぇ)
 

引っ越してきても、特にこれといった「介護してる」感はなかったのですが、最近は、日に日に年老いていくのが見えるようになってきました。
 

一人暮らしで好き勝手していたことを知っている友達が、時折、「引きこもってないででてきなさい!」と誘ってくれたりします。
とても気を使ってくれていて、だめなら直前キャンセルでいいんだから、と。
それがまた、とてもうれしい!
 

細々とではありますが、IT関連のフリーランスとして仕事をしています。

これが収入は細々なんですが、労働時間たるや細々ではありません。

まぁ、スマホとPCとネットさえつながれば何とか仕事になっているので、今のネット社会には、本当に感謝しています。
 

引越し前後の時期には、介護関係としても使えそうな、自分の好きなロボット関連を買いあさっていましたが、やっぱり両親には使えない、ということがわかり、最近はおとなしくしています。
 

これからどうなっていくんだろう。

どこまで一緒に過ごしてあげられるのだろう

という不安を他人事のようにするために、ちょっと記録してみようかな、と思いました。

 

親の介護で大変な方たちも多くいらっしゃると思います。

こんなちゃらんぽらんなやり方でいいのか、と怒られそうですので最初に謝っちゃいます。ごめんなさい!