薬は大切。だから、高齢の親のためにできる「大切な薬の3つのこと」

健康について

我が家の薬にまつわる3つの出来事。

  1. もらってくる薬があまりに多くて、びっくりしてしまったこと。
  2. 薬を飲むときに、どれがどれだかわからなくなってきて「?」が父の頭の周りを飛び回り始めたこと。
  3. 保管場所の管理をしないと大変なことに・・・。

両親と一緒に住み始めて、最初に驚いたのが飲んでいる薬の量の多さです。

おなか一杯になりそうな量です。

 

月に一度、内科で定期検診を受け、薬局で1か月分の薬をもらってくるのですが、スーパーの大きな袋いっぱいの量が父と母それぞれの1か月分になっていました。

父などは、それに加えて〇〇科のお薬に××科のお薬、と別々にもらってきていて、わけがわからず飲んでいました。

 

泌尿器科の頻尿のためのお薬がお通じを固くするので、そのためにお通じを和らげる薬。

痛み止めのお薬は胃に負担がかかるから、整腸剤や胃の薬。

 

お医者様の言ったことは絶対正しい!と思い込んでいる父は、お医者様から頂いているのだから飲む必要があるのだ!と言い張っています。

さんざん文句を言われながらも、医師と相談しながら、やめられる薬をやめ、その薬のせいで飲まなければならなかった薬をやめ、と、当時と比べると今ではかなり少ない量になっています。(それでもまだまだびっくりする量ですが)

 

驚いたのは、腰痛の痛み止めの薬。

当時、少しぼ~っとしているのは、認知症の初期なのかな、と思っていたのですが、痛み止めのお薬をやめたらうそのように普通の父に戻ってくれたんです。

たまたま別の科でお薬を出してもらう時に、他でもらっている薬を見た先生が、「これ少し多すぎるんじゃない?担当の先生と相談してみたら?」と教えてもらったことがきっかけでした。

「痛い痛い!」と訴えて、増えていった痛み止めの薬が、年のせいでやせていっている父の身体には強すぎる量になっていたらしく、おまけに、耳の遠い父が、痛いときだけ飲むようにと言われた薬も、毎日飲んでいたようです。

薬というのは本当に怖い!

 

同居を始めて、医者に一緒に行くようになって約一年。一年かかってやっと不要な薬を減らしていくことができました。

長かった・・・。

そんな時期が過ぎて、それでもまだかなりたくさんの薬を飲んでいますが、だんだんと食後の薬の準備が大変になってきたような気がします。

それでもまだまだ元気で、娘が手を出そうとすると嫌がります。

薬の名前って、カタカナだらけで全く覚えられないし、名前から効能を推測することもできないし、1日3回のものもあれば、夜寝る前だけだったり、朝食の時だけだったり。それに加えて〇〇の症状の時だけのものがあったりで、娘だってパニックです。

おまけに、バラバラにされてしまった薬の名前は、老眼鏡をかけても父には判別がつかず、娘の私だってもうそろそろ読めなくなりつつあります。

ということで、これまた文句を言われつつも、「薬の誤飲に注意する・・・ための薬箱」にも書いたように勝手に薬箱を買ってしまいました。

今では、すっかり当たり前のように使ってくれていますが、箱に入れる娘としても飲んでいる薬がしっかりと覚えることができてとても助かりました。

日課になっている飲み薬は薬箱のおかげでなんとか問題も解決できたのですが、忘れていたのは塗り薬。

皮膚科でもらったかゆみ止めに、整形外科でもらった痛み止め、泌尿器科でもらった腫れた時(どこかは聞かないで!)のお薬と、やっぱりかなりの量の塗り薬を父も母もそれぞれで持っています。

先日、「泌尿器科でもらった塗り薬がなくなったんだけど、これと同じ薬はまだある?」と聞かれ、その手に持っている薬は虫刺されの薬では・・・?

泌尿器科で虫刺されの薬を出すはずもなく、そんな薬を大事なところに塗ったらどうなるんだぁ・・・?と一瞬ひやりとしました。

そういえば、目薬と足の爪につけている水虫の薬も似てるんですよね。

幸い、水虫の薬は私が付けるようにしていたので、手の届かないところにあったのですが。

 

とまぁ、

あっちこっちから使いかけのチューブの薬が出てきたり、

混ぜて作ってもらった塗り薬を、何年かたってから使おうとしてみたり、

違う薬を塗ろうとしたり

きちんと管理をせずに二人に任せるという手抜きをした娘に、思わぬしっぺ返しがきてしまいました。

 

先日テレビを見ていて「ポリファーマシー」という言葉を覚えました。

『様々な要因によって「必要以上の医薬品を使用している状態」を指す』言葉とのことですが、父のようにいろいろな医師にかかり、その近くの薬局で薬を処方してもらい、たくさん飲んだ方が体にいいと思い込んでしまっている、そんな高齢者も多いのだそうです。

多剤・重複投薬の適正化、かかりつけ医、かかりつけ薬局、という言葉をよく聞くようにもなりました。

それでもまだまだ、高齢者にまではそういった情報は届いていないような気がします。

私だって90歳前後になって考えることが面倒になってきた時、痛くないように、つらくないように、と思ってもらった薬は一生懸命飲んでしまうような気がしますから。

薬の大切さも、副作用も考えたうえで、高齢者の周りが考えてあげたい一つなのかもしれません、

  1. 医師と相談して余分な薬や重複している薬を減らすこと
  2. 飲む薬を間違えないような工夫をすること
  3. 塗り薬なども、どんな時に塗るのか、いつまで保存がきくのかを大きく書いてわかるようにするなどの工夫が必要なこと。

ちゃんとしないと、と思いつつなかなか日々の用事に追われて・・、四苦八苦の娘です。

 

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